東京都、小中学生の携帯に新たな制限

 小中学生の携帯電話の利用と、それに伴うトラブルや勉強に集中できないといった問題は、携帯会社や公的機関まで巻き込んだ社会問題となっているが。東京都はこれに対して全国でも初めての取り組みを始めた。
 これまで小中学生が使う携帯は、子供向け携帯や登録した番号にしか電話できない携帯など機能を制限したものが勧められていた。しかし子供たちにとっては機能の制限された携帯は物足りなく、また高校や大学で機能の制限されていない携帯を使うようになって、リテラシーを育てるタイミングを逸したまま、深刻なトラブルに巻き込まれる、という問題も発生している。
 東京都では機能の制限がこの問題の解決にはならないと考え、正反対の対策をとることとした。小中学生は子供向けのような機能の制限された機種や、ごく一部の暇人にガラパゴス携帯(以下ガラケー)と呼ばれる一般的な携帯電話の利用は禁止される。小中学生は今後はスマートフォンの利用が義務づけられる模様だ。
 スマートフォンはPC並の機能がある一方で、その機能を完全に活用するには相当の手間暇とリテラシーが必要となる。また既存の携帯向けサービスは利用できない場合が多い。このため、小中学生は使い始めてしばらくは使いこなせず、このため携帯依存症になる率は劇的に低下する。それでも生き残り完全に使いこなせるようになった場合には十分なリテラシーが育っており、トラブルに巻き込まれるようなことはない、という判断だ。
 対象機種はWindowsMobileやAndroid搭載機が検討されている。またその中でもなるべくユーザーインターフェースや設計思想が洗練されていないもの、動作が不安定なものが好ましいとされている。これは都知事お気に入りのスパルタ教育から出た発想。できの悪い端末による精神的苦痛を味わうことで、人生における一番大切な『こらえ性』を鍛えるのにいい、という。この観点からは、初期の3G端末に関しては例外的に認められるとのこと。早速都知事はV801SAを孫に買い与え、スパルタ特訓に取り込んでいるようだ。
 iPhoneも当初は対象に含めるべきといった議論が出たが、教育の現場に独りよがりで他者を平気で侮蔑するような偏狭な宗教を持ち込むべきでないという判断に加え、CMの声がなんかムカツクなど批判が殺到したため対象機種からは外された。

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  • 携帯電話を持つ子供は勉強しない?

    Excerpt: 小中学生による携帯電話の使用について。最近では特に珍しいことでもない。学割なんかもあるから家計へのダメージも少ないもんね。そういう環境下だからドンドン持てばいい!というわけではなさそう・・・。 Weblog: 太陽直下の家出少女 racked: 2010-05-22 17:16